
街コンのトリセツ
街コンとは

街ぐるみで行われる合同コンパの略称である。主に男女が知り合う場として、学生から社会人まで幅広く人気がある出会いの場となっています。東京、横浜、名古屋、大阪、神戸、福岡など全国各地で開催されています。東京や横浜など主要都市の場合、開催頻度は高い傾向ですが、地域密着型の街コンも増えてきています。
街コンを計画する
街コンをするためにはご自分で幹事をするか、誰かに幹事をしてもらうかしてメンバーを集め
る必要があります。異性の知人が多い方が幹事になるとスムーズです。相手側の幹事になってくれそうな異性にも連絡を取り、人数や日時などを決めます。開催するお店は半個室・個室のある落ち着いた居酒屋やレストランがおすすめ。知らないお店の場合には下見をしておくといいでしょう。
また街コン相手や一緒に参加するメンバーが集まらない場合には一人参加型の街コンを利用してみましょう。
街コンを実施

街コンでは挨拶・自己紹介から始まります。その後の流れを決めることもある自己紹介は元気よく印象的なものを考えておくといいでしょう。
基本的に時間は2時間から2時間半ほどです。食べたり飲んだりしながら会話を楽しみ、必要に応じて席替えをしながら色々な方と話してみましょう。お話が盛り上がった方がいれば連絡先の交換を申し出てもOK。
街コンのマナー
POINT.1 お酒の飲み方は人それぞれ
お酒が大好きな方もいればまったく飲めない方もいらっしゃいます街コンは飲み会なのだからお酒を飲まないといけない、というのは間違い。楽しく食べたり飲んだりしながら親睦を図るのが街コンです。お酒を飲むことを強要したり、お酒の種類を勝手に決めたりといったことは絶対にやめましょう。

POINT.2 会話はみんなで楽しもう
久しぶりに集まったメンバーの時などにはつい懐かしい話題や共通の友人のお話に花を咲かせたくなりますが、街コンの場では初対面のメンバーも一緒に盛り上がれるような話題を見つけましょう。自慢話や愚痴などは控えたいところです。
また会話中に携帯電話をしきりに扱うのもNG。興味がないように思われ印象が悪くなってしまいます。

POINT.3 喫煙エチケットを守って
たばこを吸う方は必ず「吸っていいですか?」と一言声をかけるようにします。座席以外に喫煙スペースがある場合にはそちらを利用しましょう。吸う際には灰皿の位置や煙の向きにも注意したいところです。周りが食事を楽しんでいる時にはなるべく避けましょう。頻繁に吸うと退屈しているように見えます。本数にも注意しましょう。
好印象の自己紹介

POINT.1 はっきりとした口調と明るいトーンで
せっかく参加者全員が自分の話を聞いてくれる時間なのに、モゴモゴと聞こえにくい声で発言することは消極的で元気のない印象を与えてしまいます。全員に聞こえるような声量でハキハキと話すだけで明るい印象になります。
POINT.2 簡潔に30秒〜1分がベスト
伝えたいことや知って欲しいことがたくさんあっても、自己紹介は長すぎないことが鉄則です。しかし、名前・出身・職業など最低限のことを伝えただけでは物足りない印象を受けます。そこで、休日の過ごし方やサークル・趣味でやっていること、好きな音楽や自身の性格など何か自分らしい一言を付け加えると良いでしょう。
POINT.3 譲り合いや内容を考える時間はタイムロス
自己紹介は本来サラッと済ませて交流の時間に移りたいものです。「先に言ってよ…」と発言の順番を譲り合うことや、その場でセリフを考えていたのでは時間が掛かってしまい全体の流れもスムーズに進みません。どのような印象を持って欲しいかなどイメージを思い浮かべて内容は2パターンほど用意しておきましょう。
POINT.4 ローカルネタで盛り上げよう
東京、横浜など主要都市の開催であっても、出身地が異なる場合があります。出身地が近い方がいる場合、出身地の話をすると距離が縮まります。
POINT.5 平凡な自己紹介に+α!
何かもう一歩、良い印象を与えるような発言をしたいという人は多いでしょう。街コンでは共通点を探すことが繋がりを持つきっかけにもなるため、親しみやすさや話しやすい印象を与えることが大切です。ギャグのように“面白いこと”ではなく、相手目線に立って“興味を持つこと”や“会話のきっかけ”を自己紹介に盛り込みましょう。